スタッフメッセージ

曽根 康仁

施設施工管理(施設職)
2014年入社

工事発注者と施工者をつなぐ仲介役

現在の仕事内容

設備工事に関する品質管理業務に携わっています。
担当しているのは、高速道路に設置している機器を統括するサーバーやネットワーク(通信設備)の更新と改造工事です。
たとえば、高松自動車道は2019年に4車線化が完了しましたが、車線が拡がることでシステムの改造工事が必要となります。工事に必要な条件の整理、工程の調整、書類の管理、業者との打ち合わせ、工事の立ち会いなど仕事は多岐に渡ります。施設保全課は、工事を発注する高速道路運用会社と工事を担当する業者をつなぐ仲介の役目を果たしています。
改造工事の多くは高速道路の運用中に行うため、誤った情報を発信してしまうと通行中の一般車両に影響を与えてしまいかねません。快適で安心な高速道路の運用が改造工事によって妨げられないためにも品質管理業務は重要な業務だと考えています。
品質管理の対象はシステムにとどまらず、その機械を設置する棚の増設や建物の改修を行うこともあります。今はまだ先輩のすることを見ながら仕事を進めていますが、自ら仕事の舵取りができるようになりたいと思っています。

利用者にも管制センターにも影響のある大掛かりな工事

達成感を得たエピソード

2019年~2021年に四国管内の高速道路に設定している非常電話用の交換機の更新工事を行いました。
非常電話は、受話器をあげて「事故」「災害」などのボタンを押すと直接管制センターにつながる仕組みになっています。以前は交換機で管制センターにつないでいましたが、サーバーでつなぐ方法に更新しました。工事は、高速道路利用者と管制センターの業務の両方に影響がある作業であり、かつ管制センターと現場の調整も大掛かりなものでした。関西・中国・九州管内と連携して同時に更新したことにより、四国全体に非常事態が起こった場合にも、中国支社の管制センターにつながり対処をすることができるようになりました。
更新工事で苦労した点は非常電話の音声の調整です。聞く人により聞きやすい音が違ったり、音声が2重になる音の跳ね返りが起こったりと難しい面もありましたが、現場担当者の意見を取り入れながら音のバランスを調整しました。システムの根本を更新するような大きな仕事は緊張感がありますが、工事が無事に竣工したときには、ほっとした気持ちになります。

互いに成長できるフラットな関係性が魅力

当社の魅力

立場や部署、年齢に関わらず、人と人との距離が近いことが当社の魅力です。
上司と部下の上下関係はありますが、上司に対しても気兼ねなく自分の意見を述べることができます。社内には若手の意見を聞いたり、重要視してくれたりする風土が根づいています。知らないことや分からないことがあれば積極的に質問をしています。質問をすることでお互いに気づきを与える関係が築けると思います。
毎年開催する社内のスポーツ大会では、部署を越えて20~30人のチームを組んで対戦します。スポーツ大会が他部署の社員の顔を知る機会になることで、その後、業務で気がついた点も伝えやすくなります。スポーツ大会も社員同士を近づけることに一役買っています。

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